<パッシブデザインの手法>
■パッシブデザインの考え方 ■一般的な住宅の例
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分譲事業における取り組み
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社会とのかかわり ● 2016 TOBU Corporate Social Responsibility Report「ソライエ」ブランドを中心に展開する当社の分譲事業。これからも地球温暖化の防止や資源の
効率的利用など環境負荷低減に努めながら、環境にやさしい街づくりを進めます。
戸建住宅分譲事業
戸建住宅「ソライエ清水公園アーバンパークタウン」では、 自然の力を利用して快適な居住空間を創造する「パッシブデ ザイン」という手法を導入しています。
この手法に基づき、風が自然に通り抜ける機能的な建物の 配置や、オープンな外構設計を採用しています。
また、街全体に豊富な植栽計画を導入しているほか、暑い 空気を逃がすための高窓の設置や、外からの熱を和らげるグ リーンカーテンやすだれなどを吊るすことができるフック を取り付けるなど、夏は涼しい風を採り入れ、冬はしっかり と断熱するための工夫を施しています。
当社では環境にやさしい街づくりの一環として、分譲住宅事業において2004年から 「グリーン電力証書システム」を採用した日本初の「グリーン電力住宅」を分譲していま す。「生活のベースとなる住まいは自然にやさしくあって欲しい」、その願いが当社の住 宅開発に込められています。機能や便利さ、住み心地の良さに加え、環境への配慮をス ローガンに、クリーンな住環境の提供をめざしています。
導入実績:ソライエ清水公園アーバンパークタウン他
導入予定:ソライエ船橋塚田、ソライエ若葉
環境に配慮した住宅の供給
グリーン電力住宅
ソライエ清水公園アーバンパークタウン
「ソライエ船橋塚田」 (外観完成予想CG)
「高圧一括受電概要図」
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社会とのかかわり ● 2016 TOBU Corporate Social Responsibility Report
分譲事業における取り組み
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マンション分譲事業
敷地内の多様な緑化・良好な景観づくり
共用部LED 照明
スマートマンション・高圧一括受電サービスの導入
当社が販売する分譲マンションの緑化計画については、敷地内に積極的に緑を取り入れ、周辺環境および景観づくりに配慮 しています。
ソライエ若葉では、埼玉県が進めている「身近なみどり民間施設緑化事業」の趣旨に則り、通行人等、一般の方が自由に鑑賞 できるような公開性のある緑化を計画しています。
導入予定:ソライエ船橋塚田、ソライエ若葉 他
2015年には、「ソライエ草加松原」の緑化計画が、埼玉県 の進める「ふるさと埼玉の緑を守り育てる条例」に基づく「優 良緑化計画」に認定されました。
これは、「ソライエ草加松 原」が緑の配置や維持管理状 況について他の模範となる ものとして評価されたもの です。
当社ではマンション共用部の一部の照明に、消費電力の 少ないLEDを採用し、環境および省エネルギー化に配慮 しています。
導入予定:ソライエ船橋塚田、ソライエ若葉 他
省エネルギー高効率給湯器を導入し、CO2排出量の削
減、地球温暖化防止を図っています。また、高圧一括受電 サービスは、電力の見える化で省エネルギー・節電意識を 高めています。
導入予定:ソライエ船橋塚田、ソライエ若葉 他
「ソライエ船橋塚田」(外観完成予想CG) 「ソライエ若葉」(外観完成予想CG)
◀▲「ソライエ草加松原」
「ソライエ船橋塚田」